てりり◎物語、梗概集

てりり◎物語、梗概集

筋、道理。重層世界の諸要素。ナラトロジー

一二三四で六尺褌

歌詞「一二三四で六尺褌
出演者:少年、少年の弟(幼児)、割烹着の母
編成:歌手(男女×各一名)、弦楽器群(バイオリン×4、ヴィオラ×2、チェロ×2、コントラバス×1)
必要な小道具、舞台:和室、六尺褌旭日旗、等


夢:男女がベルカント唱法(クラウス・ノミ戸川純がデュエットする感じ)で大仰に「イーチ、ニー~イ、サァ~~ン!シデ、ロ・ク・シ・ャ・ク・フンドシ!!」と歌う(メロはシーードレーーミシーーーラソミ・シ・ド・レ・ミ・シーラ!」


バックは「弦楽器群が感動的に、全体は単純な和声で、第一バイオリンだけがシ↑ソ↓ミ↓シ↑ ソ↓ミ×4繰り返しからの、シ・ド・レ・ミ・シーラ!」、


で、それは音の面だけで、映像面は、幼い弟と、少し成長した兄がいて、その横で戦前くらいの感じの古き良き日本の母という感じの割烹着の母が、息子に六尺褌を身につけさせるところを、凛とする日本男子、という感じで微笑ましくみつめ、本人は少し照れながらも「歌:六尺褌!」のところでビシッと履く


アングル右から寄って、左から寄って、本人顔アップ(照れつつ誇らしげ)、頼もしげな母、「わあー」と言いながらはしゃぐ弟、そして本人がビシッとみにつけるところを斜め後ろと斜め前方下からのカメラが勢い良く切り替わって、気分は高揚していって、履いた所で背景に旭日旗&パンパカパーンの効果音


イーチ、ニーイ、サーン、シでロ・ク・シャ・ク・フンドシ!! の歌はミリオンセラーを狙えるキャッチーさと衒学趣味的な恍惚感を併せ持っているのになー、うーん、僕の頭の中にしかない音楽で、それを上手く表す能力が僕に無いのが悲しい、すごく面白いのに