てりり◎物語、梗概集
丸くなった猫を膝に抱えて、僕は君が死んでいくのを見守っている、楽しい、夢見る、なでらかな朝口に含んだ砂糖水をわずかづつ飲み込んでいくと、微睡みの中笑う月が浮かぶまだら状の穏やかな染みがふわふわと舞って降りる木造の小部屋に泣く間くらい与えて…
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